戸建て住宅の屋根のリフォームの必要性とは?症状や費用について解説
2024/07/28
こんにちは。瀬戸市に拠点を持つリフォーム業者長縄建築です。
本日は戸建ての屋根リフォームについてリフォームをおすすめする屋根の劣化症状やリフォーム工事にかかる費用目安などについてお話させて頂きます。屋根は雨風から家を守り住まいの耐久性を左右する大切な箇所です。屋根は直射日光や雨風を直接浴びる箇所でもあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
目次
どんな症状が出たら屋根リフォームが必要?
・色あせ
屋根材は日光や雨に晒され続けると紫外線などの影響を受けて色あせが発生します。色あせた屋根は美観を損なうだけでなく、塗膜が防水性を失い始めて屋根の保護機能が落ちている証拠でもあります。放置してしまうと塗膜による保護を失った屋根材が直接太陽光を受けて劣化してしまう可能性があります。
・ひび割れや欠け
屋根材にひび割れや欠けが見られる場合にもリフォームを検討することをおすすめします。主に瓦やスレート屋根で見られる劣化症状で、放置すると屋根材の滑落などに繋がり危険な場合があります。
・汚れ
屋根材にカビや苔が生えて美観に影響を与えてしまう場合もあります。特にスレート屋根などは苔が発生しやすく、屋根材の劣化に繋がります。苔やカビといった汚れは美観が劣化するだけでなく屋根の防水性能の低下にも繋がります。
・雨漏り
屋根の深刻な劣化症状として雨漏りがあげられ、もし天井や壁にシミができるなど室内に雨が侵入してしまったなどで雨漏りが起きてしまった場合には早急な補修やリフォームが必要となります。雨漏りが起きてしまっている場合には屋根材だけでなく住宅内部にもダメージを引き起こしてしまい放置してしまうとかえって修理費用が高額となる可能性があります。
戸建て住宅の屋根リフォームにかかる費用目安
屋根リフォーム①:屋根の葺き替え
屋根の葺き替えは既存の屋根材を完全に取り除き、新しい屋根材に置き換える屋根リフォーム工法です。費用目安としては「30坪の場合約130万~」です。一度既存の屋根を撤去するため屋根下地の状態まで確認でき、より根本的な屋根の補修とリフォームを行う事ができます。
屋根リフォーム②:屋根のカバー工法
屋根のカバー工法とは既存の屋根の上から新しい屋根材をカバーする屋根リフォーム工法です。費用目安としては「30坪の場合約80万~」です。屋根材を取り払う葺き替えに比べると撤去や廃棄の手間がかからないため費用を抑えたリフォームが可能です。既存の屋根を取り払わないため下地のメンテナンスが出来ない点は注意が必要な他、下地の状態によってはカバー工法は選択できない点も注意が必要です。
屋根リフォーム③:屋根の塗り替え
屋根の塗り替えは既存の屋根に新しい塗料を塗るリフォーム工法です。費用目安としては「30坪前後の場合約40万~」です。使用する塗料によって耐用年数や期待される効果が違うため、希望に合わせて塗料を選択しましょう。また屋根材の状態によっては塗り替えリフォームは向かない場合があります。
戸建て住宅の屋根の種類
・瓦
瓦屋根は耐久性が高く、塗装等のメンテナンスが少なくて済む屋根材です。種類としては大きく伝統的な和瓦と欧米を中心に使用される洋瓦に分けられます。粘土と高温で焼いたものやセメントで形成されたものなどがあります。高耐久で再塗装が不要な反面、高コストで重さもあるため滑落のリスクも考える必要があります。
・スレート
スレート屋根は板状の屋根材で見た目がスッキリとしていることが特徴です。大きく分けて天然スレートと人工スレートに分かれており、よく使用されるのはセメントを主成分とした人工スレートです。耐久性が高く軽量で耐震性が高い事が特徴です。
・金属屋根
金属屋根は軽量な金属を使用した屋根材です。薄くて耐久性が高く軽い屋根材のため耐震性が高く、また比較的安価である点も特徴です。一方で金属のため錆が発生する可能性があり、塩害リスクのある場所での使用はおすすめできません。
まとめ
戸建て住宅の屋根は定期的なメンテナンスが必要で、場合によっては葺き替えやカバー工法、塗り替えといったリフォーム工事を行う必要があります。色あせやひび割れ、汚れといった屋根材の劣化状況を見逃さず、屋根のリフォームを検討しましょう。
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