賃貸アパートのトイレリフォームは可能?費用目安についても解説
2024/09/09
こんにちは。瀬戸市に拠点を持つ長縄建築です。
今回は賃貸アパートにおけるトイレリフォームについてお話させて頂きます。トイレは日常生活で頻繁に使用する場所であり、その重要さはアパートの入居者にとっても同様です。しかし時に設備の故障や水漏れ等で修理が必要になる場合や入居者自信がリフォームを行いたくなる可能性もあります。そこでここでは賃貸アパートのトイレリフォームの可否や費用相場についてお話させていただきます。
目次
賃貸アパートはトイレリフォーム可能?
賃貸アパートのトイレリフォームを検討する場合、賃貸物件であるためにいくつかの制約や注意点がある場合があります。そこで入居者とオーナーそれぞれについてトイレリフォームが可能か否かについてお話させて頂きます。
≪入居者の場合≫
・故障や水漏れしている場合でも許可なく修理はできない
トイレが故障したり水漏れが発生している場合、早急に対処するために許可が無くても自分で業者に依頼したくなるかも知れません。しかし許可なくトイレ修理を依頼してしまうと後々費用面等でトラブルが発生してしまう可能性がありますので、まずは管理会社やオーナーに連絡するようにしましょう。その後は管理会社やオーナーが対応について手配し、通常入居者は修理費用の負担をすることはありません。
・故障や水漏れを原因としないトイレリフォームを希望する場合
故障や水漏れが原因ではなく、例えばトイレのデザインや機能性を向上させるためにリフォームを希望する場合には必ず管理会社やオーナーの許可が必要になります。もしリフォームについて許可が得られた場合でも原状回復の義務が発生するかどうかも必ず確認しましょう。もしリフォームに際して原状回復が必要であれば退去時にもとに戻す必要があるため、行えるリフォームは限られます。また原状回復が不要な場合でもリフォームにかかる費用は基本的に入居者の負担となります。さらにリフォーム後のトイレや設備の所有権はオーナーに帰属するため、長期間住む予定が無い場合には費用対効果を考慮し慎重に判断しましょう。
≪オーナーの場合≫
・故障や水漏れの対応は早急に手配が必要
入居者からトイレの故障や水漏れなどの連絡があった場合にはオーナーは早急に修理業者を手配する必要があります。特に水漏れが長引くと他の部屋や共用部分に影響を与える可能性があります。そのため場合によっては多少高くても迅速に対応してくれる業者選びが必要です。
・設備のアップグレードで入居率もアップ
ウォシュレット付きトイレや温水洗浄便座など、設備のアップグレードを行うことで物件の魅力が高まり、入居率のアップが期待できます。入居者のニーズに合った設備の導入で長期的な入居者確保にもつなげる事ができるかも知れません。
トイレリフォーム費用はどれくらい?
・洋式から洋式へのリフォーム:約7万~45万
現在洋式のトイレを新しい洋式のトイレに交換する場合には約7万~45万程度が費用目安です。ただし使用するトイレのグレードや工事の規模によっても費用が変動します。高性能なトイレは費用が高くなりますが物件の魅力向上に繋がるかも知れません。
・和式から洋式へのリフォーム:約30万~65万
和式トイレを洋式トイレに変更するリフォームは工事内容が大規模になるため、費用も約30万~65万と高めになります。工事期間も長くなる場合がありますが、和式トイレから洋式トイレへの変更は入居者にとっても大きなメリットのため、リフォームを検討する価値は大いにあります。
まとめ
賃貸アパートのトイレリフォームについてお話してまいりました。賃貸アパートのトイレリフォームは入居者にとってもオーナーにとっても重要です。リフォームを行う事で入居者の快適性を向上させ、物件の価値上昇にもつながります。もし入居者の方がトイレリフォームを検討する場合には管理会社やオーナーへの許可を取り、原状回復についても必ず確認しておきましょう。
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