給湯器の交換時期や種類、また交換費用について解説

こんにちは！瀬戸市に拠点を持つリフォーム業者長縄建築です。

本日はリフォームのタイミング等で交換するかどうか迷う事のある給湯器についてお話させて頂きます。給湯器は日常生活に欠かせない設備の一つです。給湯器には使用期間が定められており、故障等を理由に交換が必要となる事もあります。今回はそんな給湯器の交換時期や種類、また交換費用等についてお話させて頂きます。

給湯器の寿命は通常8～10年とされています。そのため10年を目安に給湯器の交換を検討することをおすすめします。（電気給湯器の場合はもう少し交換時期が長い傾向にありますが、それでも15年を目途にすることをおすすめします）特に使用期間を超えて同じ給湯器を使い続けていると、経年劣化による故障や事故のリスクが増加するため注意が必要です。また給湯器が故障した際には修理が可能な場合もありますが古い機種は部品の供給が終了していて修理自体が難しい事もあります。修理できたとしても修理費用が高額になる可能性も高いため、使用期間が長くなってきた給湯器は交換を検討した方が安心です。「お湯の温度が安定しない」「本体から異音がする」等の不具合を感じ始めたら早めに点検・修理を依頼することをおすすめします。

・ガス給湯器

ガス給湯器はガスを利用して瞬間的に水を加熱しお湯にする給湯器です。お湯を貯めておかないため設置スペースが少なく済む他、常に新鮮なお湯を作り出すことができます。またお湯切れの心配もありません。ただし電気給湯器に比べると交換時期が短い傾向にあります。

・電気給湯器

電気給湯器は主に電気を利用してお湯を作る給湯器で、代表的なものにエコキュートがあります。ガス給湯器よりも光熱費を抑えられる他、ガス給湯器よりも交換時期が長い傾向があります。ただし貯湯式のため、お湯が足りなくなった場合には追加で沸かすのに時間がかかります。

・電気＆ガス給湯器（ハイブリッド給湯器）

ハイブリッド給湯器は電気とガスを併用するタイプで、電気給湯器の貯湯式とガス給湯器の瞬間湯沸かし機能を組み合わせた給湯器です。ランニングコストを抑えながら必要な時にすぐお湯を供給できる点が優れていますが、初期費用が高めであることが多いです。

≪ガス給湯器の交換費用目安≫

・ガス給湯専用：5万～8万

・追い炊き機能付き：9万～20万

ガス給湯器はシンプルなモデルから高性能なモデルまで幅広い選択肢があります。

≪電気給湯器の交換費用目安≫

・給湯専用タイプ（マイコン制御）：23万～25万

・フルオートタイプ：33万～35万

電気給湯器は環境にやさしいエコキュートが人気ですが、ガス給湯器に比べると初期費用が高くなる傾向にあります。

・グレードを下げる

高性能な給湯器は便利ですが、その分費用も高くなります。そのため必要な機能に絞ってオートタイプやシンプルな給湯器を選ぶことで費用を抑えることができます。追い炊き機能やリモコンなど、家庭によっては必ずしも必要ではない機能を外すことで給湯器の交換費用を抑えられます。

・安いメーカーを選ぶ

メーカーにこだわりが無ければ安いメーカーを選ぶのも一つの手です。国内大手メーカー製品は信頼性が高いものの、費用も高くなる事が多いです。

・オートタイプにする

フルオートタイプは便利ですが、オートタイプやマニュアルタイプの給湯器でも十分な機能を備えている場合が多いです。本当に必要な機能かどうかをよく検討し、手動タイプの給湯器を選ぶことでコストを大幅に削減できる可能性があります。

給湯器の交換は定期的なメンテナンスや故障の予防としても非常に大切です。お風呂や洗面所等の水回りのリフォームの際と同時に給湯器の交換についても検討してみてはいかがでしょうか？給湯器の交換の際にはガス給湯器や電気給湯器など選ぶ給湯器の種類や機能によっても交換費用が異なるため、自分のニーズに合ったものを選択しましょう。