危険性の高いアスベストをご存知ですか?
2024/10/26
こんにちは。瀬戸市のリフォーム業者長縄建築です。万能資材として使用されていたアスベストをご存知でしょうか?かつては広く使用されていましたが、現在ではその危険性が明らかになり、厳しく規制されています。アスベストは吸い込むことで肺に深刻な健康被害を及ぼす可能性があり、リフォーム時に見つかると特別な処理が必要です。2022年4月からはリフォーム工事前にアスベストの有無を調査することが義務化され、事前の対応がより重要となりました。この記事では、アスベストの基礎知識や調査の重要性、そしてかつてなぜ使用されていたのかをわかりやすく解説します。
目次
アスベストとは?その危険性を解説
アスベストについて詳しく解説
アスベストとは石綿とも呼ばれており、細かい繊維状の鉱物を主な原料とした素材です。かつては建材や断熱材として広く使われていました。その理由は、鉱物なため不燃であることや耐久性の高さ、そしてコストの低さに優れていたからです。しかし、その危険性が明らかになるにつれて、問題視されるようになりました。アスベストの繊維を吸い込むと、肺に付着し、長期間にわたって健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。特に、肺がんや中皮腫などの深刻な病気を引き起こすリスクがあるため、内装リフォーム時には徹底した調査と適切な対応が必要です。
現在はアスベストの使用は禁止されている?
2022年4月からのアスベスト調査義務化されています
2022年4月から、内装リフォーム工事を行う前に、アスベストの有無を確認する調査が義務化されました。これにより、事前にアスベストの存在を把握し、安全な処理を行うことが必須となっています。特に築年数が古い建物では、アスベストが使用されている可能性が高く、適切な調査を行わないと健康リスクを引き起こす危険性があります。アスベストに携わる作業員は必ず事前に「石綿取扱作業従事者」の講習を受ける必要があり、この資格を保有している業者によって調査は実施され、アスベストが見つかった場合には、その除去作業も資格を持った業者が行います。安全で安心なリフォームを実現するためには、この義務化された調査をしっかりと理解することが大切です。
なぜ危険なのに以前はアスベストが使用されていたのか
アスベストが建材に使われていた理由と、今の建築事情
かつてアスベストは、建材や断熱材として非常に重宝されていました。冒頭の方でお伝えしましたが、耐熱性や耐久性、防火性能に優れ、加工がしやすく、さらにコストが低いという特性がその理由です。これらのメリットにより、多くの建物の屋根材や壁材、床材に広く使用されていましたが、健康に及ぼす悪影響が明らかになるにつれて、アスベストの使用は厳しく制限されるようになりました。現在ではアスベストの使用が禁止され、リフォーム時にはその除去や封じ込めが義務化されています。過去の建築材料としては有用だったものの、健康へのリスクを考慮した現代の建築基準ではアスベストは適しておりません。
まとめ
アスベストは、かつて便利な建材として広く使用されていましたが、現在ではその健康リスクから厳しく規制されています。内装リフォームを行う際には、まずアスベストの有無を調査し、安全に処理することが必要です。2022年4月からはアスベスト調査が義務化され、事前の確認がますます重要になりました。安心してリフォームを進めるために、アスベストに携わるために必要な資格を保有している業者が対応をします。
長縄建築では、リフォーム全般に関するご相談を承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。プロの大工職人が丁寧にサポートいたします!
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