内装リフォームで断熱性を上げる方法とは?それぞれの方法について解説
2025/02/08
こんにちは!瀬戸市のリフォーム業者「長縄建築」です。
住まいの快適性を左右する「断熱性能」。冬の寒さや夏の暑さを防ぐためにはしっかりとした断熱対策が欠かせません。もし現在住宅で過ごしていて寒さを感じる場合には内装リフォームを行い断熱性を向上させる事で室内の温度を一定に保ちやすくなり、冷暖房の効率を上げる事も可能です。そこで今回は内装リフォームで断熱性能を上げる方法についてお話させて頂きます。
目次
内装リフォームで断熱性を上げる方法
サッシや窓の断熱
・カバー工法
カバー工法とは、既存の窓枠を残したまま新しく断熱性の高い窓枠と窓を取り付ける方法です。古いサッシを取り外さずに上から新しいサッシを被せる内装リフォームですので、大がかりな工事は不要で短期間かつ費用を抑えて施工を行う事ができます。
・内窓の設置
サッシや窓の断熱工事として、内窓を設置する方法もあります。内窓を設置し二重窓にする事で外気と室内の間に空気層を作る事ができ、空気層が冷気や熱気の侵入を防ぎ断熱性を上げる事ができます。
玄関ドアの断熱
・カバー工法
玄関ドアの断熱性を上げる内装リフォームの方法のうちの一つとしてはカバー工法があげられます。現在の玄関ドア枠を残しその上から新しい断熱仕様のドアを取り付ける方法で、サッシや窓のカバー工法同様、短期間で費用を抑えて施工を行う事が可能です。気密性が高いドアにする事で断熱性を上げる事ができます。
・ドア交換
玄関ドアの内装リフォームとして、玄関ドアを丸ごと交換する方法もあります。玄関ドアを交換をする事で断熱性の高い素材を使用した玄関ドアを選ぶ事で断熱性を上げる事も可能です。
天井の断熱
・断熱材を敷く
天井の断熱としては天井の骨組みの間に断熱材を敷く「敷き込み方法」と綿状の断熱材を吹き込む「吹き込み方法」が一般的です。「敷き込み方法」はグラスウールとロックウールなどの断熱材を隙間なく敷き詰める方法です。比較的施工も簡単なため、費用を抑えて施工する事が可能です。「吹き込み方法」はグラスウールやセルロースファイバーを専用の機械を使って吹き込む方法です。細かい所まで隙間なく施工する事が可能です。
床の断熱
・断熱材を施工する
床の断熱は床の張り替えリフォーム等に合わせて室内側から行うケースと現在の床はそのままで床下側から断熱材を施工する方法があります。室内側から行う施工はフローリングの張り替え等と同時期床下に断熱材を入れたりする方法で、比較的簡単に施工が可能です。また床はそのままで床の下側に断熱材を貼り付ける方法もあります。床材を剥がす事なく施工が可能なため、家具の移動なども不要でより手軽に行う事ができます。
壁の断熱
・壁の内側に断熱材設置する
壁の断熱方法としては内装リフォーム時に壁の内側に断熱材を入れる方法があります。部屋の壁を一部解体し、グラスウールや発泡ウレタンなどの断熱材を挿入する事で断熱効果を向上させることができます。
・壁の外(外壁)に断熱塗料を塗装する
壁の外側(外壁)に断熱塗料を塗装するという方法もあります。ただ、この方法は断熱材を設置する方法に比べると得られる断熱性が少なく人によっては違いが分からないという方もいらっしゃるため、もしより高い断熱性を求めるのであれば断熱材の設置を選択することをおすすめします。
・外張り断熱工法
建物の外側に断熱材を貼り付ける方法です。柱や梁などの外側から建物全体を覆うように施工を行うため、高い断熱性や気密性が期待できます。
まとめ
内装リフォームで住宅の断熱性を上げる事で、冬は暖かく夏は涼しい快適な住環境に繋げる事ができます。断熱リフォームは窓や玄関ドア、天井や床や壁等に行う事ができるため、断熱性を上げる内装リフォームを検討する際には自分の住まいに適した断熱方法を選び、より快適な住まいを目指しましょう。
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