戸建て住宅の玄関リフォームの種類とは？費用についても解説

こんにちは。瀬戸市にあるリフォーム専門業者長縄建築です。

今回は戸建て住宅の玄関リフォームについてお話させて頂きます。玄関は家の顔であり、訪れる方に最初の印象を与える事になる大切な場所です。使い勝手の良さはもちろん、見た目も重視したリフォームをしたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。そこでここでは玄関ドアの種類やリフォームにかかる費用について解説いたしますので、玄関リフォームをお考えの際の参考にしていただければと思います。

《開き戸》

・片開きドア

片開きドアは最も一般的な玄関ドアの形です。右開きと左開きから選ぶ事ができ、一枚のドアを押したり引いたりすることで開くシンプルな構造で戸建て住宅をはじめとする多くの住宅に採用されています。片開きドアは設置も簡単で価格も比較的リーズナブルと言え、またデザインや素材のバリエーションも豊富なため、家のスタイルに合わせやすいものが多いです。

・親子ドア

親子ドアは大小2枚のドアがセットになったタイプのドアです。どちらのドアも開ける事ができ、必要に応じて開口部を広くすることができます。片開きドア同様シンプルなドアでありながら使い勝手が良いドアです。

《引き戸》

・引き違い戸

引き違い戸は左右にスライドさせて片側を反対側に重なるようにして開閉するタイプのドアです。狭い玄関でも使いやすく、特に和風の家やモダンな外観の家によく合います。2枚建と4枚建があり、4枚建はより広い開口部を設ける事が可能です。

・片引き戸

片引き戸は一方向にスライドして開閉するタイプのドアです。タイプによって外引き込みタイプ、内引き込みタイプ、袖付きタイプなどがあります。シンプルなドアでスペースの節約にもつながるため、狭い玄関にも適しています。

《断熱ドア》

断熱ドアは断熱性の高いドアで、設置することで玄関の断熱性能を高める事ができます。外気の影響を受けにくくなるため冬場の寒さや夏場の暑さから玄関先を守り、エネルギー効率を向上させます。

 

その他、ドアよりも小さな固定式の窓が付いたドアとして片袖ドアや両袖ドアなどがあります。これらのドアは玄関に窓がついていることで外から光を取り込む事ができるため玄関を明るくすることが可能です。

戸建て住宅の玄関リフォームの相場はリフォーム内容にもよりますが10万～50万ほど。もし玄関周りの外構等の大がかりなリフォームも考えるのであれば～100万ほどが目安となります。

《玄関ドアの交換》

玄関ドアを防犯性や防音性の高いものにするリフォームです。中にはドアが壊れてしまったり建てつけが悪くなってしまった事を機に開き戸から引き戸に交換する方もいらっしゃいます。また断熱性能の高いドアにすることで外気の影響を受けにくい玄関にすることも可能です。住宅の顔となる玄関は交換するだけで家全体の印象を変える事ができます。

《引き戸への変更》

玄関ドアを引き戸に変更するリフォームは開口部が広くなるためスペースの有効活用にもなる他、バリアフリーにも効果的です。もし開き戸から引き戸へ変更する場合には引き戸の方が横幅が必要になる関係で開口を広げる等の工事が必要になる可能性があり、その場合には施工費用が上がる可能性があるため注意が必要です。

《収納の追加》

玄関に収納を追加するリフォームも戸建て住宅の玄関リフォームで人気です。靴や傘、コートを整理整頓するために役立てたり、シューズクローゼットや収納棚を設置することで玄関がすっきりとし使い勝手の向上に繋がります。

《床の張り替え》

玄関の床をより掃除がしやすい素材やデザイン性の高いものに張り替えるリフォームも人気があります。例えば表面加工されている大きなタイルに張り替えることで目地の間に汚れが溜まりづらく掃除のしやすい玄関にすることができます。

戸建て住宅の玄関リフォームをする際には様々なリフォーム方法を選択する事ができます。選べるドアのタイプも多く、使い勝手やデザイン性、また防犯性能や断熱性等から自分好みのドアにリフォームすることができるため自分だけの理想の玄関を実現する事ができます。その他床の張り替えや収納の改築等、ぜひ自分好みの玄関リフォームを検討してみてください。