マンションの屋根リフォームについて解説!主流の屋根や注意点とは?
2024/08/26
こんにちは!瀬戸市にあるリフォーム業者長縄建築です。
本日はマンションの屋根リフォームについて解説させて頂きます。マンションの屋根は居住者が快適に過ごす事ができるかどうかに限らず建物全体の耐久性にも影響してくる箇所です。屋根は常に外部に晒されており太陽光からの熱や紫外線、また雨風などを受ける過酷な環境に置かれています。そのため定期的なメンテナンスやリフォームを行う必要があります。ここではマンションの屋根の種類やマンション屋根の主流である陸屋根のリフォーム、またマンションの屋根リフォームの注意点について詳しくお話させて頂きます。
目次
マンションの屋根の種類
・陸屋根
陸屋根は勾配の無い平らな形状の屋根で、マンションなどの大型建物によく見られるタイプです。この屋根は雨水を排水口に集めて排出する構造となっており、見た目がすっきりする他にも屋根の上のスペースを有効活用する事も可能です。陸屋根には「人が入れる陸屋根」と「人が入れない陸屋根」があり、マンションの場合には居住空間を多く確保するという目的もあって人が入れる陸屋根となっている場合も多くあります。物干しや緑があったり、休憩したりなどフリースペースとして利用できる場合もあります。人が入れるため定期的なメンテナンスを行いやすくもあります。一方で人が入れない陸屋根もあり、人が入れない場合には人が歩く事を想定していないため防水材の上に保護材を施工せず防水材が露出したまま施工する場合もあります。陸屋根は水はけが悪いためいずれにしても定期的な防水工事が必要です。
・片流れ屋根
片流れ屋根は片側に向かって傾斜したシンプルなデザインの屋根です。コストを抑えた施工が可能な他、おしゃれな外観にもなります。しかし強風の影響を受けやすい事や雨水が一方向へ流れる事による屋根へのダメージがある場合があります。片流れ屋根は比較的小規模なマンションに使用されることがあります。
・切妻屋根
切妻屋根は左右対称に傾斜した2面の屋根が合わさった形状の屋根です。雨水が効率よく流れる構造になっており、日本の住宅でもよく見られます。戸建て住宅で多く採用される屋根の形ですが、マンションに採用される事もあります。
陸屋根のリフォーム
マンションで良く採用される陸屋根のリフォームについてお話させて頂きます。陸屋根は平らな形状のため雨水が溜まりやすく、排水が悪いと水漏れの原因になる可能性があります。その特性上リフォームとして防水工事を行う事が多いです。
≪陸屋根の防水工事リフォーム≫
・ウレタン防水
ウレタン防水リフォームはウレタン樹脂を使用した防水工法です。液体のウレタンを塗布する事で防水層を形成します。液体であるため柔軟性が高く複雑な形状をしていても対応が可能です。施工も比較的簡単で費用を抑えた防水リフォームが可能です。
・シート防水
シート防水は塩化ビニールや合成ゴム等で出来ているシート状の防水材を張り付ける工法です。シートを張り付けていく工法のため比較的短期間でのリフォームが可能です。
・FRP防水
ガラス繊維を含んだプラスチック(FRP)を使用した防水工法です。耐久性が高く、硬化すると非常に強固な防水層が形成されます。
・アスファルト防水
アスファルトを用いた防水工法で防水工事としては比較的古くから使われている工法です。高い防水性を確保できますが施工には専門技術が必要となります。
マンションの屋根リフォームの注意点
・入居者への告知
マンションの屋根リフォームを行う際には工事による騒音や振動が発生する可能性があるため事前に入居者に告知することが大切です。特に長期間に渡る工事の場合には入居者の生活に影響が出る可能性もあるため玄関に張り紙をする等を行い工事のスケジュールや内容をしっかりと伝えるようにしましょう。
まとめ
マンションの屋根リフォームは建物全体の耐久性を維持し、居住者にも快適に過ごしてもらえるようにするためにも定期的に行う必要があります。リフォームを行う際には入居者への告知を必ず行い、信頼できる専門業者に相談の上行うようにしましょう。
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長縄建築
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