マンションで可能な洋室リフォームと注意点について解説
2024/09/01
こんにちは。瀬戸市に拠点を持つリフォーム業者長縄建築です。
今回はマンションにおける洋室リフォームについてお話させて頂きます。マンションに行うリフォームは特有の制約があり、戸建てに行うリフォームに対して自由度が低い場合があります。そこでここではマンションでも(規約か管理会社にもよりますが)比較的行いやすい洋室リフォームの種類やリフォームを行う際の注意点等について解説させて頂きます。
目次
マンションでも可能な洋室リフォーム
≪床材の張り替えとよくマンションに使用される床材≫
・単層フローリング
単層フローリングは天然木の一枚板を使用したフローリングです。木の質感をそのまま楽しむ事ができる高級感のあるフローリングにすることができます。硬さがあり耐久性にも優れており、多少傷がついても軽く削ってもう一度塗る事で綺麗な状態にすることができます。また調湿性を持っており木のぬくもりを感じられる仕上がりになります。ただし施工費用が高めな点や湿度によって膨張と収縮を繰り返すため、場合によっては反りや隙間ができる点には注意が必要です。
・複合フローリング
複合フローリングは複数の素材を組み合わせて作られたフローリングです。単層フローリングに比べるとコストを抑えた施工が可能である他、湿度や温度によっても変化しにくい点がメリットです。ただし質感は天然木である単層フローリングには劣ってしまいます。
・クッションフロア
クッションフロアは塩化ビニール素材でできたクッション性のある床材で、弾力性や歩行感が柔らかいのが特徴です。耐水性があり汚れが付きにくいためキッチンやトイレ等の水回りにも適しています。またデザインのバリエーションも豊富で木目調やタイル調など、さまざまなインテリアに合わせやすいのもメリットです。施工も簡単で施工費用も比較的安価なため手軽に洋室の雰囲気を変えたい場合にもおすすめです。
≪壁や天井の張り替えや塗装≫
壁や天井のクロスを張り替えることで洋室全体の雰囲気を大きく変える事が可能です。新しいクロスにすることで清潔感がアップする他、クロスの種類やデザインによって様々なスタイルにも対応が可能です。
マンションの洋室リフォームの注意点
・襖からフローリングにする場合は遮音性が下がる
マンションの洋室リフォームで畳からフローリングに変更する場合、畳が持っていた遮音性が無くなるため騒音対策について考える必要がある場合があります。フローリングは硬い素材で音が響きやすいため下の階に音が伝わりやすくなりますので、場合によっては下の階から騒音について苦情を言われてしまう可能性も。もし畳からフローリングにする際に騒音について気になる場合には防音性の高いフローリング材を選ぶか防音マットを敷くなどの対策が必要な場合があります。
・管理会社や管理人に必ず連絡を行う
マンションでのリフォームを行う場合には洋室に限らず必ず管理会社や管理人に事前に連絡し、許可を得ることが必要です。特に水回りや配管に係る工事や間取りの変更など大規模なリフォームに関しては慎重に計画を進める必要があります。
・必ず規約を確認する
マンションにはリフォームに関する規約が設けられている事が多いため、リフォームの際には必ず規約も確認しておきましょう。例えば床材の変更や壁の撤去が禁止されている場合や原状復帰が求められる場合もあります。
・構造によっては行えないリフォームもある
マンションの構造によっては行えないリフォームがある場合もある点にも注意が必要です。例えば柱や梁が取り外せない場合や配管の位置が変更できない場合がある点やマンションの耐震構造や防火設備に影響を与えるようなリフォームは許可が下りない、もしくは行えない場合があります。
まとめ
マンションの洋室リフォームについてお話してまいりました。マンションにリフォームを行う場合には規約で内容について制限がある場合があるため必ず確認するようにしましょう。また管理人や管理会社に対しても連絡を行い、リフォームの可否についても許可を取ることを必ず行いましょう。
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長縄建築
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